
アパート・マンションなどの集合住宅では、入居者同士が気持ちよく過ごせるように、生活のマナー・ルールを守ることが大切です。ここでは、集合住宅における基本的な生活マナー・ルールをご紹介します。
騒音
集合住宅で最もトラブルとして多いのが「音」に関することです。隣や上下階の住人に迷惑をかけないように、日常生活の音には十分に配慮しましょう。周りが静かな夜間では、物音が思いのほか響くことがあります。深夜の入浴や洗濯、掃除、テレビの音など、トラブルの原因となりやすいため、特に注意しましょう。

CHECK POINT
- テレビやスピーカーは、壁から離して設置すると音が伝わりにくくなります。
- テレビを見る時やゲームをする時などは適度なボリュームにしてください。深夜であれば、ヘッドホンを使用するなど特に配慮が必要です。
- ドアや窓の開閉は、できるかぎり静かに行いましょう。床にカーペットを敷くなどすると、階下への音の響きは軽減されます。
ペット
飼育ルールは必ず守ってください。ペットの飼育が許可されている物件でも、種類・大きさ・頭数などの細かい規定が設けられている場合がほとんどです。飼育ルールを守らない場合、他の入居者とのトラブルにもつながります。

CHECK POINT
- ペット飼育不可の場合、一時的な預かりも禁止です。
- 敷地内で、野良猫・犬に餌を与える行為は止めてください。
- 敷地・建物・お部屋の中を破損・汚損した場合は、修復または清掃・消臭費用を負担する必要があります。
共用部での荷物放置
ベランダ・バルコニーは、非常時の避難経路となるため、物を置くことは禁止されています。また、エントランス・階段・共用廊下等は共有部分です。ゴミや私物など、放置しないでください。

CHECK POINT
- ベランダ・バルコニーには物を置かないでください。手すりに、植木鉢などを置くことも禁止されています。
- 散水、エアコンの排水などで、階下に水が漏れないように注意してください。
- 幼児のいるご家庭では、ベランダに箱などを置くのは控えてください。踏み台に使われる危険性があります。
違法駐車・違法駐輪
指定された場所以外での駐車・駐輪は、同じ建物の他の入居者だけでなく、周辺の住民にも迷惑がおよぶ行為です。絶対に行なってはいけません。

CHECK POINT
- 違法駐車・違法駐輪は、緊急車両の妨げにもなる行為です。
- 停車時の自動車・バイクの空ぶかしは、騒音となり近隣トラブルの原因です。
- 不要になった自転車・バイク等は放置せず、速やかに処分してください。
そのほか守るべきこと
- 薬品や機械、危険物などの持ち込みは、建物や他の入居者に危害や損害を与える行為です。
- 他の入居者に迷惑をかける行為、またはその可能性のある行為は避けましょう。

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